ロシア語を第二外国語として勉強する3つのメリット
難解な言葉と言われるロシア語ですが、ロシア語を第二外国語として勉強すべき理由をご紹介します。結局は何事もやってみないとわからないことが多いですが、ロシア語を6年以上勉強してきた私が実体験も含めてお伝えします。
1.話者が多い
Wikipediaによると、「ロシア語はヨーロッパで最も母国話者が多い言語であり、母語話者数では世界で8番目に多く、第二言語の話者数も含めると世界で4番目に多い。国際連合においては、英語、フランス語、中国語、スペイン語、アラビア語と並ぶ、6つの公用語の1つである。」とあります。メジャーな言葉の1つと言えそうです。
最も話されているのはロシアで人口は約1億4500万人で日本語以上の規模感があります。その他、カザフスタン、ベラルーシ、ウクライナ、ウズベキスタン、キルギスなどのCIS諸国でもロシア語が話されています。
私がロシア語が話せるようになってからは、東京はもちろんのこと、アメリカ、タイ、フランス、イスラエル等、あらゆるところでロシア語話者の観光客がいることに気がつきました。ロシア語話者が意外と世界中に散らばっているので、その人達とコミュニケーションを取るにも使えます。
2.希少価値が高い
日本ではロシア語を話せる人はまだまだ少ないです。また、難易度が高いということもあり、ロシア語を流暢に話せる外国人自体が少ないのです。
アメリカに行って英語を話すのは当然のことで、英語が話せただけでは特別なことではありません。しかし、ロシアは親日国でもあるので、日本人であることを伝え、ロシア語が話せるというだけで、リスペクトされます。これが友達づくりでも、仕事の面においても有利になります。
これが私がロシア語を勉強しておいて良かったと感じる1番のメリットです。
3.自分の世界観が広がる
ロシアには文学、演劇、バレエ、音楽などの文化もあれば、バイカル湖といった自然も豊かです。ロシア語を使って、ロシアの歴史、風土を感じることで世界が広がります。
また、ロシア語の表現は非常に豊かで、ロシア人はユーモアを好みます。私はロシア人ならではのユーモアや人間性に触れた時に、ロシア語を勉強していてよかったなと感じます。
また、ロシアは、一昔まではソ連というアメリカと肩を並べる大国だったということもあり、独特の歴史観を持っています。
ロシア人と話していると時々聞かれる質問は、「なぜ日本は原爆を落とされたのにアメリカのことが好きなのか」という問いです。普段はあまり考えることのないようなことです。
ここで政治について語るつもりはありません。
普段、日本では情報が少ないロシアだからこそ、ロシア人と話すことであらゆる視点が得られます。
ロシア語を学んで、ロシアをよく知っているというだけで、日本人がなかなか知らない広い世界の一部を感じられることになります。それだけでワクワクしてきませんか?
まとめ
一言でいうなら外国語は人生を豊かにする道具だと思っています。メリットをつらつらと書きましたが、実はあまり損得で考える必要はありません。
面白そうと直感で思い立ったら、まずは勉強してみるのが良いと思います!